朝子さんからのお手紙
千葉県 40代 女性
医療 歯科医師
「働く」 ということ。
はたらくとは「はた(端)を楽にすること」だと聞いたことがあります。
わたしがわたしの持っている知識でわたしらしく関わりを持ちながら、自己を表現していくこと。
「わたしはこの世界で何者として生きていたいのか」
わたしが生きていく、生活していく中で大切にしていることです。
その一部に仕事として表現をしていく役割があります。
人と関わり合いを持つ仕事でその人にとって、わたしに今、出来る最大の事。
その人の生活の一部に踏みこんで、わたしの持っている専門性から関わり、伝えたい。
今、今すぐ伝わらなくても、その人が生きるその時間に、何か小さなきっかけの種が蒔くことが出来たら。
そのために、目の前に居る人に向き合い、ある事に向き合い、
ひとつひとつ重ねていくことが、わたしの歴史が後ろ盾となってくる。
未知を漠然と恐れ、不安になるのではなく「いまあること」に向き合い、
重ねてきた確信と共にまた一歩強い歩を進めていく。しなやかに、たおやかに。
それが 今、そして いつでも これからも 出来る事。
朝子