お手紙一覧

mikaさんからのお手紙
東京都  20代  女性
介護  訪問介護員
訪問介護

訪問介護士をする自分自身の心と向き合いつつ、
この手紙が誰かと気持ちを共有できる何かになればいいなと思って書きます。

訪問介護のお仕事をして、人様の生活に介入して行くことに醍醐味を感じつつ、
自分の心がむしばまれているのをふと感じました。

生活する力になりたいけど、どこかで線を引いて、お客様とヘルパーの関係をたもたなければならない。
こう考える自分が嫌だったり…

答えがでない難しい悩みです。
皆さんはどう思って福祉・介護の仕事をしているのでしょうか…?

「仕事」として思いきれない部分があります。力になりたいこの気持ちも、
仕事のためにつくられたニセモノの気持ちかもしれない。
自分の気持ちのあり方も不安になってきます。

まとまらない文章で書きましたが、人の心や身体をケアすることは本当にエネルギーが必要で
自分が持っていかれそうになります。自分なりのエネルギー補給の仕方を探し出していきたいです。

たくさんの不安や疲労はありますが、人と向き合っているときは楽しい!ってちょっとわくわくします。
あ、今私楽しいなって感じるときがあります。

人と関わるのは単純に安心感につながっていて、ごく普通の気持ちかもしれませんが、
その気持ちがケアで感じられる事が他にはない嬉しさなのかもとふと思います。

私はまだ他の仕事を経験したことがないのですが、この福祉の現場の一員になれていることに喜びと感謝です。
なりたい自分にさせてくれる現場です。

支える–支えられるこの現場を自分の中に落とし込めて出会い、経験、喜び、悲しみ、
いろんな感情を感じて、自分にとっての「ケア」を構築していきたいと思います。

この手紙を書くことで、ケア職の多さを感じました。様々な環境でいろんな人が活躍している、
自分もそのうちの1人であることが本当に嬉しいです!
いくら気持ちのあり方に悩んでも、誰かのためになりたいこの気持ちは嘘じゃないと思いました。

日々支えること、救うこと、関わることに取り組む皆様に感謝です。
日々誰かが私を支えてくれていること幸せですね。私も誰かを支えられているような人に慣れていますように。

ありがとうございました!! mika

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