佐藤文俊さんからのお手紙
東京都 30歳 男性
医療 看護師
ケアワーカーの皆さんへ
今、みんながケアを必要としている時だと思います。
誰かが誰かをケアするわけですけれども、ケアをする人も当然、ケアを必要とします。
ですが、ケアをする人は、ケアを必要としている人々に、意識が集中するあまり、
自分の内側から聴こえる声に耳を傾ける余裕がなくなっているように思います。
「誰かに支えてほしい」「もっと自分を大切にしたい」
そんな声に蓋をしてはいないでしょうか。
誰もが辛い時は「つらい」 と言っていいのです。
多少のわがままもいいじゃないですか。
皆、すでに十分がんばっています。
いつか、みんなで思いっきり笑いましょう。
必ず、そのときは来ます。
私たちは必ず乗り越えます。